Webに携わる人であるならば大半の人が知っているであろう「中村勇吾」。エコトノハやユニクロが代表作ですね。
そのユウゴがNHKの「仕事の流儀」に取り上げられたっていう話し。実際の放映は先週だったんだけど仕事の関係で見ることができず、再放送があった昨晩もブログを書いた後に忘れて寝てしまい(汗)、結局は後輩から録画のDVDを借りて見ることになりました。
そのユウゴがNHKの「仕事の流儀」に取り上げられたっていう話し。実際の放映は先週だったんだけど仕事の関係で見ることができず、再放送があった昨晩もブログを書いた後に忘れて寝てしまい(汗)、結局は後輩から録画のDVDを借りて見ることになりました。
ユウゴがサイトを作るうえで軸にすえているのが「コミュニケーション」と「なんだか気持ちいい」とのこと。クライアントから依頼が来るとすぐにデザインを
考えるとのことだが、それは普通ならラフ作成に入るであろうところ、いきなりFlashでインスピレーションを元にプログラミングするという。
たぶんそれはラフがデザイン上、不要なものだからではなく、脳内ですんなりとラフで行うべき確認であったりブラッシュアップを行えるからでしょう。私も ちょっとはJavaScriptでプログラミングを行えるのですが、初心者であれば処理の手順をまずは日本語化することをいつも勧めています。ですが、 それに慣れてくると、要件確認の段階で手順の設計が完了することがあります。それの高次なものなんだろうと理解しています。
また仕事の請け方が「過度の一任」であるところも起因しているように思える。大抵の場合、仕事を企業として請けるためラフやワイヤーフレームでまずは案に 落としコンセンサスを得る必要があります。ユウゴがクライアントから説明を受けている場面がありましたが、まさしく丸投げ(笑)私たちでも丸投げをされる ことは往々にしてありますが、ユウゴが違うのは、クライアントから多大なる信頼を受けており、またそれに対して期待以上の成果をアウトプットしてきたからに他ならない。それはまさしくユウゴの才能がもたらした結果なんでしょうね。
そのとき作成したプロトタイプは、ユーザAがサイトからメールを送ると、クライアントの製品であるサーバを介してユーザBにメールが届く。そのメールにはURLが掲載されており、URLをクリックするとユーザAが書いたメールの文字がアニメーションされるというものだった。これが今回ユウゴが設計したコミュニケーションだった。
その文字のアニメーションに関しては試行錯誤を繰り返していた。文字の模型を上から落としてみたり、机に立たせて吹いてみたり。それをビデオに撮影して確認してみたり。その姿を見ていると誰の言葉だったか忘れたが「ある問題を解決するのに20日を与えられたら、19日間で問題を定義し、1日で解決を行う」みたいな言葉を思い出した。この言葉を聞いたときにも思ったことだったが、問題(今回であれば求める動き)さえ定義できれば、それを実現する方法論は数多持ち合わせているからこそできるんだなぁと。ユウゴのすごさもそこにあるのかと思う。
ユウゴはこんな感じですぐ没頭してその地位にありながら自らが手を動かし続ける。このように仕事に没頭するのは半年間で、残りの半年間は仕事抜きで試したいことを試したりするらしい。それが次の仕事へのインスピレーションにつながり、次の仕事での問題解決の糸口にもなり、仕事へのモチベーションにも繋がるんでしょうね。そんなこと私みたいなサラリーマンにはできませんが、この2ndPlanetが自分にとってはそれになるのかもしれない。
「100回試したら1回試しただけで終えたものよりも良いはずと信じている」とのこと。効率化に起因したマニュアル化、標準化にどっぷりつかっていると体験できないことである。やはりクリエイターとはこうあるべきだと思った。
またスタジオでのインタビューでは「なぜ気持ちよさにこだわるのか?」という質問に対して「理屈ではない感覚で、それが突破口となりえるから。」といっていた。それは、普通のWeb論では語られない、最下層に位置するのではないかと思われる根源的ユーザエクスペリエンスなんだと感じた。
ユウゴはそのAttention的驚きと、もうひとつ驚きをこめれるようにしているらしく、「驚きを面白いと感じるから人に伝えたくなる」と続けた。核心を突く言葉だった。
番組の後半はユウゴが今に至る経緯だった。
元々は設計事務所に勤めていて、何かものづくりをしたいという意欲で入ったものの、設計事務所の仕事っていうのも大変なようで下積みの間は地味な計算ばかりだったらしい。その中で、自分の理想が削られ、それに甘んじている自分に失望したようです。その中で、趣味としてWebのデザイン、プログラミングを独学(他の模倣)で学び、自分の事務所を設け、あのエコトノハに繋がったらしいです。
その中では「常に変化を続けるWebの世界で、ひとつのものに固守して体系を確立することは意味がない」と言っていた。Webの世界に半身を染める自分には良くわかるが、本当に新しい技術・サービスがどんどん出てくる。それを右から左に受け流す作業が続いていた(笑)それはやはり企業に身を投じる上で仕方がない部分もある反面、それを仕方がないと思っている自分は「理想の自分」から見れば今の状況に碇を下ろしつつある由々しき存在でもある。
ユウゴもやはり企業に属する以上、最高のイノベーションは生まれないといっていた。それは自分が感じている制度・制約・企業としての決断が個人の考えをスケールダウンしたものに落ち着かせてしまうからに他ならないんだと思う。それが普遍的考えかはわからないが、日本においてはそれが企業の文化であるように思える。
最後はユニクロの製作現場の話だった。単純にすげーって思った。そこには技術的なすごさはもちろん、それを何倍にも増幅させる発想力があった。
自分はユウゴではない。ユウゴを目指したってユウゴもさらに上に行くだろうから絶対同じ道では追いつけない。同じ技術を身に付けたと仮定しても、同じものは作れない。ただ、俺には出来てユウゴには出来ないものがあるはず。その核になるのは技術ではなく志向性、性格など、より人間性というものに近いところに位置する能力なんだろうと思う。それをあと2年間の間に養うことも意識したいと思った。
たぶんそれはラフがデザイン上、不要なものだからではなく、脳内ですんなりとラフで行うべき確認であったりブラッシュアップを行えるからでしょう。私も ちょっとはJavaScriptでプログラミングを行えるのですが、初心者であれば処理の手順をまずは日本語化することをいつも勧めています。ですが、 それに慣れてくると、要件確認の段階で手順の設計が完了することがあります。それの高次なものなんだろうと理解しています。
また仕事の請け方が「過度の一任」であるところも起因しているように思える。大抵の場合、仕事を企業として請けるためラフやワイヤーフレームでまずは案に 落としコンセンサスを得る必要があります。ユウゴがクライアントから説明を受けている場面がありましたが、まさしく丸投げ(笑)私たちでも丸投げをされる ことは往々にしてありますが、ユウゴが違うのは、クライアントから多大なる信頼を受けており、またそれに対して期待以上の成果をアウトプットしてきたからに他ならない。それはまさしくユウゴの才能がもたらした結果なんでしょうね。
そのとき作成したプロトタイプは、ユーザAがサイトからメールを送ると、クライアントの製品であるサーバを介してユーザBにメールが届く。そのメールにはURLが掲載されており、URLをクリックするとユーザAが書いたメールの文字がアニメーションされるというものだった。これが今回ユウゴが設計したコミュニケーションだった。
その文字のアニメーションに関しては試行錯誤を繰り返していた。文字の模型を上から落としてみたり、机に立たせて吹いてみたり。それをビデオに撮影して確認してみたり。その姿を見ていると誰の言葉だったか忘れたが「ある問題を解決するのに20日を与えられたら、19日間で問題を定義し、1日で解決を行う」みたいな言葉を思い出した。この言葉を聞いたときにも思ったことだったが、問題(今回であれば求める動き)さえ定義できれば、それを実現する方法論は数多持ち合わせているからこそできるんだなぁと。ユウゴのすごさもそこにあるのかと思う。
ユウゴはこんな感じですぐ没頭してその地位にありながら自らが手を動かし続ける。このように仕事に没頭するのは半年間で、残りの半年間は仕事抜きで試したいことを試したりするらしい。それが次の仕事へのインスピレーションにつながり、次の仕事での問題解決の糸口にもなり、仕事へのモチベーションにも繋がるんでしょうね。そんなこと私みたいなサラリーマンにはできませんが、この2ndPlanetが自分にとってはそれになるのかもしれない。
「100回試したら1回試しただけで終えたものよりも良いはずと信じている」とのこと。効率化に起因したマニュアル化、標準化にどっぷりつかっていると体験できないことである。やはりクリエイターとはこうあるべきだと思った。
またスタジオでのインタビューでは「なぜ気持ちよさにこだわるのか?」という質問に対して「理屈ではない感覚で、それが突破口となりえるから。」といっていた。それは、普通のWeb論では語られない、最下層に位置するのではないかと思われる根源的ユーザエクスペリエンスなんだと感じた。
ユウゴはそのAttention的驚きと、もうひとつ驚きをこめれるようにしているらしく、「驚きを面白いと感じるから人に伝えたくなる」と続けた。核心を突く言葉だった。
番組の後半はユウゴが今に至る経緯だった。
元々は設計事務所に勤めていて、何かものづくりをしたいという意欲で入ったものの、設計事務所の仕事っていうのも大変なようで下積みの間は地味な計算ばかりだったらしい。その中で、自分の理想が削られ、それに甘んじている自分に失望したようです。その中で、趣味としてWebのデザイン、プログラミングを独学(他の模倣)で学び、自分の事務所を設け、あのエコトノハに繋がったらしいです。
その中では「常に変化を続けるWebの世界で、ひとつのものに固守して体系を確立することは意味がない」と言っていた。Webの世界に半身を染める自分には良くわかるが、本当に新しい技術・サービスがどんどん出てくる。それを右から左に受け流す作業が続いていた(笑)それはやはり企業に身を投じる上で仕方がない部分もある反面、それを仕方がないと思っている自分は「理想の自分」から見れば今の状況に碇を下ろしつつある由々しき存在でもある。
ユウゴもやはり企業に属する以上、最高のイノベーションは生まれないといっていた。それは自分が感じている制度・制約・企業としての決断が個人の考えをスケールダウンしたものに落ち着かせてしまうからに他ならないんだと思う。それが普遍的考えかはわからないが、日本においてはそれが企業の文化であるように思える。
最後はユニクロの製作現場の話だった。単純にすげーって思った。そこには技術的なすごさはもちろん、それを何倍にも増幅させる発想力があった。
自分はユウゴではない。ユウゴを目指したってユウゴもさらに上に行くだろうから絶対同じ道では追いつけない。同じ技術を身に付けたと仮定しても、同じものは作れない。ただ、俺には出来てユウゴには出来ないものがあるはず。その核になるのは技術ではなく志向性、性格など、より人間性というものに近いところに位置する能力なんだろうと思う。それをあと2年間の間に養うことも意識したいと思った。


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